♪34 背番号41
季節はもう3月。暦の上ではもう春でニュースを見ると少しずつ春の話題が出てきそうな時期だ。とはいえ、秋田の3月と言えば、まだ冬。春の装いなんて微塵にも感じられない。タイヤ交換なんてまず4月にするものだからだ。
とはいえ、新聞のスポーツ欄などを見ると2月にはプロ野球のキャンプが始まり、もうオープン戦も始まっている。1カ月ぐらい先のこととはいえ、もうそんな時期なんだなと実感させられる。そして、オープン戦の話を耳にしだすともうすぐ待ちに待った春なんだなとも感じる。管理人は冬という季節が一番苦手なだけに春が来るということはすごい喜びなのである。
そんなわけで今回は2016年シーズンのプロ野球ペナントレースの順位予想を管理人視点で考えてみた。
まずは、セリーグ。
1位 ヤクルト
ファン球団なんで多少なりのひいき目はある。だが、セリーグの他球団を見ましてみても単独でここだ！！って球団がヤクルトも含めてない。まあ、消去法で1位予想にしてみたところはある。打撃に関しては今年もセリーグNo1なのは間違いないと思う。無論、主力選手がケガで大量離脱したり大不振に陥らないというのが前提であるが、昨年、トリプルスリーを達成した山田、首位打者の川端、打点王の畠山を中心にバレンティンに雄平が復活すれば面白い。オリックスから坂口、日本ハムから鵜久森が加入し外野手の層の厚みも増した。不安要素があるとしたら投手陣。昨年、守護神として活躍したバーネットが抜け、勝利の方程式の一角だったロマンも抜けた。オンドルセクこそ残ったものの新しい勝利の方程式が確立できるかが鍵となりそう。昨年、中継ぎとしてフル稼働した秋吉も勝利の方程式として当確だろうが、あと１～2枚カードが欲しいところ。久古や昨年のドラ１竹下、新外国人がピースとしてはまるといいが。先発も枚数が不足気味。新戦力や若手の台頭に期待したい。もう１つ気になるとしたら、オープン戦で今のところ全敗な点。まあ、本番ではないし、昨年だったかバスケットのノーザンハピネッツがプレシーズン全敗でありながら優勝した経緯もあるので気にすべきことでもないかもしれないがやや不安は残る。
2位 巨人
投手陣は12球団一の防御率を誇っていたが、打線はリーグ最下位の打率。課題は明白で打撃の復活が鍵となりそう。阿部をはじめとした主力の復活にも期待したいが、岡本などの若手選手やギャレット、クルーズなどをはじめとした外国人選手にも注目したい。まあ、選手層は厚いチームですからね。あと、気になるのは高橋由伸新監督の采配。12球団の監督で最も若く彼の采配がチームの行方を大きく左右しそう。
3位 中日
管理人の独断ですが、今年のダークホースじゃないかと予想。一昨年ぐらいまでは選手の高齢化が進んでいたが、昨年あたりから若手の積極起用も目立ってきている。小笠原や和田などのベテランの引退もあったが、それでもベテラン色の強いチーム。若手とベテランの力の融合がうまくいけば勝機はあると予想。投手陣は駒は揃ってきている。不安要素があるとしたら救援陣だが岩瀬が復帰すれば又吉、福谷など若手の負担は減るはず。野手はルナが抜け代わりにビジエドが加入。大砲タイプの助っ人だけにどこまで適応するかで打線の厚みは変わってきそう。後は捕手。谷繁さんの後釜がまだ決まらないだけにここも固定できるかがポイント。
4位 DeNA
打撃はそれほど悪くないのだが、守備面の悪さが目立った昨季。捕手に二遊間、センターなど守備では最も重要なラインを固めることができなかった。投手陣も2014年シーズンは先発王国と揶揄されたが、昨シーズンは全壊といってもいいほど。守護神に新人の山崎康を配置しそれが的中したぐらいで他は全て立て直すぐらいでないと苦しいかも。ラミレス采配も気になるところ。シーズン中盤までは首位ターンし、最終的には最下位に沈んだ無念を晴らしてほしい。
5位 阪神
マートンに呉スンファンが抜け新たな外国人選手も加入したが、これまで外国人選手依存度の大きかったチームだけに新外国人選手の実力が未知数なのは少々不安が残る。後は若手選手の台頭が絶対条件。江越や今年のドラ1、高山あたりが成績を残せなければ必然的に苦しくなる。投手陣も同様。チーム打率、防御率どちらもパッとしなかっただけに尚更。
6位 広島
マエケンのメジャー流出がどう響くか。ジョンソンや黒田に次ぐ投手に期待したいが、その筆頭の大瀬良がキャンプでケガしてしまって開幕ローテーションに間に合わないのが不安を加速させる。救援陣にも不安は残る。野手ではルナが中日から加入したが、そのルナを活かすためにも2014年のホームラン王、エルドレッドの復活が鍵となりそう。全体的に長打で勝つチームではないだけに彼らの出来がチームを貧打にするかどうかを占いそう。
続いてパリーグ！！
1位 ソフトバンク
もうこれは文句なしかな。李大浩こそ抜けたものの松田が残留。多少、故障明けの柳田の調子が気になるが、打線はそんなに不安はないだろう。投手陣も同様。守備や走塁も悪くなく隙が少ない。よほどのトラブルでもない限り、優勝候補の筆頭で間違いないと思う。
2位 日本ハム
2位から4位は迷ったが、この3チームの中では一番総合力に秀でるかなと思って選んだが、それでもソフトバンクの総合力よりは劣る感は否めない。足を絡めていきたいところ。先発もやや駒不足。大谷に吉川、メンドーサに続く投手が出るかが鍵。
3位 西武
安打製造機の秋山に本塁打王の中村をはじめとした打撃陣はソフトバンクに劣らない。ただ、監督も言っていたが、主力が欠けてしまうと一気に攻撃力が低下するぐらい層は薄いだけに故障トラブルには気を付けたい。投手陣はやや手薄。先発は数はいるのでそれほどではないが、問題は救援陣。昨季終盤の12連敗の要因には救援陣の崩れがあったようにも感じた。いずれにせよチーム全体の底上げは急務になりそう。
4位 オリックス
投手力に関してはよほどの故障トラブルに見舞われない限り、不安は少ない。エースの金子が復活すればそれは盤石とも言える。他に西にディクソン、東明など強力な先発は揃う。救援陣もコーディエが加入。他にも平野や岸田、佐藤、海田、塚原に比嘉など揃ってはいるのでここも故障トラブルに見舞われなければ安定はしている。ネックは打撃陣。大型補強した昨年だが、その割にはそれが生きなく、糸井も不振に陥った。オリックス生え抜き選手にも期待したいが大型補強組にも意地を見せてほしい。
5位 楽天
監督も変わり戦力の補強もこれまでの年よりは的確に行われているようには感じる。昨年は防御率、打率が共に最下位だったが、特になんとかしたいのが攻撃面。今江に栗原が加入し、ドラフトではオコエも加入。外国人選手では球界最重量のアマダーも加入。それにシーズン終盤から大活躍したウィーラーらがどれだけやれるのかが鍵となりそう。勿論、銀次や岡島などの主力打者らにも期待したい。投手陣は則本に続く投手の台頭に期待したいところ。
6位 ロッテ
クルーズが巨人に今江が楽天に移籍してしまった影響がどう出るか。主力内野手2人の穴をどう埋めるかが鍵。まして、その競争に加わるはずだった新外国人ナバーロが銃刀法違反で逮捕され4週間ほどの出場停止処分を受けてしまった。ナバーロの実力次第にもよるがそれが後々に影響しなければいいが。当面は鈴木大地に中村、ドラ1の平沢によるデッドヒートになりそうだが、それでも選手層の厚いチームではないだけに苦戦は強いられそう。投手もソフトバンクからスタンリッジが加わったものの先発を中心に決め手に欠ける。
あと、ロッテと言えば、秋田商業からドラフト3位入団した成田君ですよね。果たして活躍できるのかが気になるところだが、今シーズンは2軍ぐらしがほとんどで機会があれば1軍のマウンドを踏めるかなというぐらいだと予想。これはどこのチームに行った場合にしても同じでしょうけど。
ちなみに個人的にはロッテファンには申し訳ないが、別の球団に行ってほしかった感はある。本当は母校の先輩の石川のいるヤクルトに行ってほしかったが、指名候補に挙がっていたと噂された阪神や日本ハムでもよかった。阪神には藤浪、日本ハムには大谷らのようなスター選手がいるだけに育成環境は整っているのかなと。それを言うとロッテは投手だけ見てもやや地味で選手層が薄いように感じます。その分、チャンスは多いのかもしれませんが。
また、ロッテというチームの嫌なところの１つに新人選手をヨイショしすぎるところもあるんですよね。まだ球界全体から注目されているルーキーなら話は分かりますよ（例えば、ロッテでも平沢君は納得できる）。ただ、昨年の初の京大出身の選手で話題を集めた田中や一昨年のアジャコングに似ていると評判で開幕4番を務めた井上などは話題ばかりが先行しすぎて大した成績を残せなかったというイメージがある。今年は平沢に成田、原のルーキーらをイケメン三銃士として売り出していこうという考えを聞ているだけになんか大丈夫かなと思うんです。そういうのはせめて実績を残してからでも・・。ロッテという球団はチームとして勝つことよりややアイドルをプロデュースすることを好みそうだけに怖いんですよね。とりま、成田君にはジンクスに負けず頑張ってほしいです。
とこんな感じでうちは予想しましたが、皆さまはどうでしょうか？
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