秋田へGOING!!

好きと嫌いは背中合わせ。秋田在住××年、秋田嫌いの管理人が秋田にこうあってほしいという願いを綴ります

♪57 愛カナ?

皆さま、そ暑い夏をいかがお過ごしでしょうか?‥ってまた聞いたな(笑)。

 

ところで、夏の風物詩というと何を浮かべますか?海とか山とか花火とかアイスクリームなど多岐にわたるかと思います。

 

では、テレビを見ていて感じる夏の風物詩は?と聞かれれ甲子園だ!!とかプロ野球だとかこれもまた多岐にわたるかと思います。今年に限ればリオのオリンピックだと答える方もいらっしゃることでしょう。

 

そして、24時間テレビと答える方も中にはいらっしゃるかもしれません。まあ、価値観は人それぞれなのでそれをとやかく言うつもりはございませんが、自分は、

 

24時間テレビが大嫌いです!!

 

日本のテレビ番組では最も世界に恥を発信している番組と考えています。時折、24時間テレビのことを考えると吐き気がするぐらいです。

 

 無論、ここまで嫌うからにはちゃんとした理由もあります。

 

 

★いつもワンパターンな展開の作られた感動にみんなよく泣けるな

 

一言で言うとくさい演出だなと。自分が冷血人間なのかもしれませんが、感動しますよと最初から謳われると感動できないんですよ。しかも、毎年毎年同じようなことを24時間電波ジャックして行われると尚更ね。病気で助からない少年少女のドラマをやっては泣いて、障害者が何かやっているのを見ては泣いて、24時間マラソンを走っているのを見ては泣いて、最後にみんなでサライを歌って泣いて。そんなワンパターンの繰り返しを毎年見て泣いている人を見ると不思議でならないんですよ。もう日本では24時間テレビを1つの大型ブランドとして定着してしまっているんだろうな。

 

 

★高額なギャラが発生している時点で24時間テレビはチャリティーという名の皮を被った偽善番組だ

 

そもそもチャリティーとは何か?

kotobank.jp

リンクを見ていただければわかるかと思うが、慈善活動のことをいう。それに加えチャリティーコンサートとなるとその活動で出た売り上げの一部を寄付するといったものだ。海外ではチャリティーコンサートなどといったチャリティー〇〇の類は、主催者や出演者はノーギャラでやるのが当たり前だ。その海外の例から見ると24時間テレビの主催者や出演者もノーギャラでやっているもののはずだが、アンチ24時間テレビ側の間では高額なギャラが発生しているのは有名な話。

 

laughy.jp

自分はよく24時間テレビを見ている人にこんなこと聞きます。100万円もらえるなら(実際の24時間テレビではランナーはもっともらえるようですが)、24時間マラソンやりますか?と。すると、大抵の人は私ならやらないと答える人が多数派です。でも、冷静に考えてみてください。俺たちが100万円を稼ぐにはどれぐらい汗水流して働かなければならないのかを。それを考えると1日いっぱい走るだけで100万円はおいしいのではないだろうか?トレーニング期間は3カ月と短いようですが、それでも普通だったら自分たちがトレーナーをお金で雇ってトレーニングをしなければなりません。何かあったときに備えて医療スタッフも同行しているようですが、それも同様です。その辺を踏まえると100万円+αというおいしい要素がいっぱい詰まっているのです。自分だったら走ることによって体調を崩すおそれでもなければ走るなあ。東京辺りはどうだか知りませんが、秋田の低所得者だと100万を稼ぐには少なくても半年以上はかかるでしょう。

 

つまり、24時間マラソンのランナーの人はみんなに勇気を届けるために走っているわけではないのですよ。あくまでも、自分の懐のために走っているのです。しかも、24時間マラソンを走れば大抵、世間からの評価も上がるという芸能人としてはこんなにおいしいオプションもついてくる。それを考えると、24時間テレビのマラソンランナーが頑張っているなとは思えない。だから、何?とそういった冷めた気持ちで見てしまう。

 

 また、24時間テレビもよく見てるとCMも入りますよね。要はスポンサーもたくさんついているということ。こんなにスポンサーがついているのなら俺たち視聴者側からお金を集めなくてもいいんじゃないの?って。しかも、ある程度は出演者のギャラに充てられているのなら尚更ね。

 

それに24時間テレビにはビートたけしやさんまなど大御所らしい芸能人は一切登場しない。ビートたけしは寄付しようとしたら日テレから断られたらしく、芸能人にもこの番組をよしとしない方もいるようだ。まず、ビジネスのにおいがプンプンする番組をチャリティーと呼んでいいものだろうか?

 

★障害者は障害者として見られたいのだろうか?

 

それでも前述のことはまだ許せても、いつも疑問に思うのは、障害者は障害者というカテゴリーで見てもらいたいのだろうか?例えば、自分がある日、交通事故にあって車いす生活を余儀なくされることになったとしよう。それで外出したとする。街を歩いていると階段など車イスでは通りにくい場所も多々存在する。その時は、誰かに助けてほしいという場面も存在する。ただ、それ以外の場面で必要以上に障害者扱いされたくはないのではないだろうか?どこかで食事をしていて障害があることを珍しいと思われたくないのではないだろうか?助けてほしい場面以外では普通の人間として見てもらいたいんじゃないかと自分は思う。

 

そういう想いで24時間テレビを見ているとどこか障害者を頑張らせようというものを感じずにはいられない。走らせたり泳がせたり。24時間テレビの意図に合った障害者も負けずに頑張っているんだぞアピールをしたい障害者ならまだいいが、全ての障害者がそうでもないのではないか。まして、健常者と同じことをしているのに障害者の方に拍手喝さいを送ったりしているのは障害者に感動を求めたり、もっと悪く言えば障害者を格下に差別してしまっているのではないだろうか?24時間テレビがやっているチャリティーはそういった価値観を助長してしまっているように感じてならない。

 

↓のリンクのサイトも併せて読んでみてください。

logmi.jp

 

テレビ局が社会貢献したいという気持ちもわからなくない。ただ、利益を得た上での社会貢献にはいささか疑問が残る。中には募金をするなら少しでも多くのお金を集めて多額の寄付をした方が社会になるという考えもあるのかもしれない。まあ、そういう考えも全く理解できないわけではない。これが一介のアーティストさんなら立派だとは思う。それがその人達にできる精いっぱいのこととも思えるから。しかし、これがテレビ局のように情報発信できる立場だとまた違うように思う。偏った概念を提供するお祭り騒ぎをやって収益を寄付するよりもやることがあるだろう。笑いや涙なんていらないから真剣なドキュメンタリーを作れないものか?それをもっと多くの人に見てもらえるようにできないものか?じゃあ、どうやったらいいんだ!!スポンサーのこともあるんだぞ!!と言われてしまいそうだが、それこそがテレビ局の腕の見せ所なのではないだろうか?

 

最後までご覧いただきありがとうございました。感想等あればよろしくお願いいたします。管理人の更新意欲向上にもつながります。ただし、管理人の心臓はシャボン玉でできておりますので取り扱いにはご注意ください(笑)

 

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